あのプレデビューから半年、あたいは沢の家健司としての正式デビューをいたしました、ステージは住之江安立の宝林寺で。デビュー曲は天保水滸伝を基にした「三下仁義」です、音頭の音合わせ、メイキングドラマの演技もばっちり、始めはうまくできるかどうか不安でした、でもこれまでの稽古の成果はあり、本番は最後まで詠みあげることができなかったけど結果は上々です。気分はもうロックスター、あとちょっとでステージからはみ出したら浮連家音駒師匠のように音頭を取りながらランウェイもできてしまったところです。本当は最初から最後まで皆さんにあたいの歌声を聴かせてやりたかったのですよ、この具合でもっとパワーアップしてプリズムボイスをより強力なものに鍛え上げることを目指しています。しっかり稽古すればプリパラのらぁらのような完全なプリズムボイスをモノにできるからです、だから「口伝は師匠にあり・稽古は花鳥風月にあり」を肝に銘じて。
宝林寺の「踊ろう会」の様子、あたいのデビューライブのため大勢の応援がやって来ました。
後半戦の出番を待つスタメン
この後出てくる音頭取り達は「えーっ!着流し?」準備の時は焦りました、この日は彦八まつりでの特殊任務を切り上げて会場へ向かいましたので特殊任務用の浴衣をあらかじめ用意してよかった、すぐにチェンジして音響のマッチメークやリハーサル、そして本番へ。全てが久々の音楽活動です。実は十年前にあたいは秋月勝衛丸師匠のもとで江州音頭と河内音頭に師事したことがあり、この秋の初めが事実上の「音頭界への電撃復帰」でもあります。応援していただいた皆さんありがとうございます。また来年も宝林寺で「かしこま」。